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【必見】公務員試験は独学で合格可能です。何時間くらい勉強が必要かを知るには、自分と合格との距離を測りましょう。

公務員

  • 公務員に就職・転職しようかと迷っている。
  • 予備校に通う時間やお金がないが、独学で合格するか不安。

好景気ならまだしも、先行きの見えないこんな世の中なので、
就職先としての「公務員」人気は根強さをキープしています。

学生の方々や、すでに社会に出て働いている方々も、
公務員狙ってみようかな、と揺れることが多いと思います。

公務員は立場の性質上、差別的なことは当然できないので、
試験でしっかり点数を取れば就職することが可能です。

なので、何か理由があって予備校に通えなかったりすると、
独学で本当に足りるのか不安になりますよね。

私は大学卒業後に文系大学院へ進学し、
研究職は目指さなかったため、修了に向け就活をしましたが、
民間は自分に合わないと考え、公務員を受験しました。

特に予備校には通わず、市販の参考書で勉強し、合格しました。

独学にどれくらいの勉強時間が必要か、
というのは独学受験生の皆さんが知りたいことだと思います。私もそうでした。

今だから思う、合格への勉強時間について考えたいと思います

自分の能力と合格との距離感をしっかりとつかむこと。


独学で合格しましたが、私は大学院に進学する際にも試験勉強していたのと、
民間も一応少し受けたので、SPIの勉強も少ししていました。

基礎的な能力や知識をある程度持っていた状況だったので、
これを皆さんにも同じように適用はできないと思います。

大事なのは、自分と合格との距離感をしっかりと測ることです。

まず、自分が受けたいと思っている自治体の試験科目や点数配分を、
以下の項目を参考にして確認してみてください。

教養分野と専門分野の得意具合

教養分野(文章理解、英文解釈、判断推理、数的処理など)
専門分野(事務職における行政法・民法など、土木職における工学・力学など、それぞれの職における専門分野試験項目)

この二つについて、現在の自分の理解度、得意具合について考えてみてください。
ざっくりとした理解度ランクを示しますので、過去門や参考書の問題を活用して、教養、専門ともに各科目レベルでの自分の理解度を簡単に測定してみてください。

  • 現在の時点で、どんな問題がきても何も観ずに回答できるし、正解もする。(Aランク)
  • 回答はできるが不正解。(Bランク)
  • 問題は理解できるが回答できない。(Cランク)
  • 問題すら理解できない。(Dランク)

それぞれの理解度において必要な方策イメージは次のとおり

Aランク:どんな問題がきても何も観ずに回答できるし、正解もする。
→(対応策)100%正答できるように、多くの問題に触れて正確性を上げる。
(ここまで到達する必要はまったくありません)

Bランク:回答はできるが不正解。
→(対応策)間違って覚えた知識を正しいものに直し、問題を解いて定着させる。
単純ミスならばミスをなくせるよう正確性を上げる。

Cランク:問題は理解できるが回答できない。
→(対応策)解き方を勉強し、正しく回答できるようにする。

Dランク:問題すら理解できない。
→(対応策)基礎的な学習を行い、まずは知識の補充を行う。

Aランクについてはもはや試験勉強で触れる必要はないです。

Dランク→Cランクの順で不安要素を消していきましょう。

Dランクがもっとも労力がかかるとみていいでしょう(科目の範囲・量による)。

専門分野の問題様式(択一、記述)


教養分野はだいたい択一式を採用している自治体が多いかと思いますが、
専門分野は記述式問題を取り入れている自治体もあります。

難易度としては択一の方が圧倒的に下がります。

当然ですが、記述はある程度わからないと文章が書けないためです。

択一であれば、選択肢を見ているうちに思い出すこともあるため、
記憶の定着が薄くてもなんとか乗り切ることができたりします。

また択一は全くわからなかったとしても、勘であたることもあります。

もし得意でない科目で記述式があるならば、
それなりの勉強時間が必要になることを想定しましょう。

教養分野と専門分野の点数比率

もし不得意な分野があったとしても、
点数比率が少なければある程度捨ててしまうという戦略もありです。
(ただし、必要な得点率が高い場合は勉強する必要があります)

もしどうしても勉強時間が不足しているのであれば、
不得意分野の得点率が低い自治体を探してみるのもありかもしれません。

法学を学習したことがない方へ

憲法、民法や行政法が試験科目にあるのに、
法学を全く学んだことがない人は、これから1から勉強という形になると思います。

実は私も当時、法律について学んだことがあまりなく、不安でした。
実際、法律の参考書で勉強を始めてみましたが、うまくいきませんでした。

一旦、法律に対する不安意識を取り除くため、さらなる初級本を一旦挟んでから勉強しました。

ポイントになるのは、常識的な感覚と読解力です。

民法なんかは特にそうですが、我々の生活にもっとも近いルールみたいなものです。
我々が日々生活を送っている中で培われた常識から逸脱するような法律は基本ありません。
なので、そういった常識のようなものが身についていれば、
公務員試験レベルの法律であればすんなり学べたりします。

この場合は被害者、弱者側に寄り添うよねとか、
これは制限されるべき行動だよなとか、当然罰せられるよねとか、そういった感覚です。

あとは、読解力がある程度あると強いです。

問題文や回答は実際の法律よりも平易に書かれていますが、
そうは言っても普段の日本語よりも、やや込み入った書き方になっています。

自分のリーガルマインドや読解力がどれくらいあるか、
ためしに参考書を少し読んでみてチェックすると良いかもしれません。

○○時間勉強すれば合格できる、という絶対の指標はない。


上記内容から、具体的に何日必要かの日数を算出するのは不可能です。
ただし、自分の得意・不得意のだいたいの分布がわかったかと思います。

その試験当日までに何日自分に残されているのかをまず確認してください。
次の年の合格を目指している場合にも、
今回の試験を受けるようにしましょう。

そこで受かるシナリオを組んでみてください。

試験日に近づいていくにつれ、学習能力が上がっていくので、
この効果を活用しない手はないです。

なお、公務員試験での浪人・留年は入庁後の生活やキャリアには影響でません。
以下の記事も参考にみてください。

年収についても公開しています。
【必見】公務員20代1年目の年収・月収(初任給)を公開。定期昇給も解説します(10年目~年代別も)

とにかく、常に試験日までに残された時間を確認し、
得点率の高いところから潰していきましょう。

無事、合格できることを祈ってます!